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2007年12月02日

ウィルスマーカー

B型肝炎に関する検査項目について基本的な読み方を紹介ます。
検査の基準値は、健康な人の平均的な数値です。
なので個人差があり、基準値から外れたからといっても
すぐに特定の病気に結びつくというわけではないです。
基準値内であっても何かの異常が潜んでいる可能性もあります。
基準値はあくまで1つの目安です。



◆ウイルスマーカー

■HBs抗原/抗体
【基準値(正常値)】陰性の場合

HBs抗原   8倍未満(MAT法)
      0.05 IU/mL未満(CLIA法)
HBs抗体   4倍未満(PA法)
      10.0 mIU/mL未満(CLIA法)

【基準値外(異常値)】陽性の場合

HBs抗原陽性   HBVに感染していることを示します。
HBs抗体陽性    過去にHBVに感染し、その後治癒した
        (HBVが排除された)ことを示します。
         B型肝炎ワクチンを接種した場合や
HBIG(高力価HBsヒト免疫グロブリン)
投与後などにもHBs抗体陽性となります。



■HBe抗原/抗体
【基準値(正常値)】
HBe抗原    陰  性:0.9以下(RIA法)
       判定保留:1.0〜1.9かつHBe抗体30%以上
HBe抗体    陰  性:29%以下(RIA法)
       判定保留:30〜69%

【基準値外(異常値)】
HBe抗原陽性  HBVの活動性が高く(増殖状態)、
       血液中にHBV量が多い状態で、
       感染力が強いことを示します。
HBe抗体陽性  HBVウイルスの量や活動性が低下していることを
       示します。
       無症候性HBVキャリア、B型慢性肝炎の
       非活動期の可能性があります。



■IgM-HBc抗体
【基準値(正常値)】
IgM-HBc抗体    陰  性:0.9以下(RIA法)

【基準値外(異常値)】
IgM-HBc抗体陽性  最近HBVに感染したことを示します。
         B型急性肝炎、またはB型慢性肝炎の
         悪化の可能性があります。


■HBV-DNA
【基準値(正常値)】
HBV-DNA   0.70 Meq/mL未満(bDNA法)
      3.7 LGE/mL未満(TMA法)
      2.6 log コピー/mL未満(PCR法)

【基準値外(異常値)】
高い場合はB型肝炎、無症候性HBVキャリアである可能性があります。



初めての検査でこんな項目がたくさんあって
全く何がなにやら分りませんでした。
ここの数値はあくまでも目安です。

A型・C型肝炎に関しては書いていません。









タグ:B型肝炎
posted by あやさん at 10:12 | ★症状・検査値など★ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月29日

肝障害・胆汁うっ滞の検査値読み方

B型肝炎に関する検査項目について基本的な読み方を紹介ます。
検査の基準値は、健康な人の平均的な数値です。
なので個人差があり、基準値から外れたからといっても
すぐに特定の病気に結びつくというわけではないです。
基準値内であっても何かの異常が潜んでいる可能性もあります。
基準値はあくまで1つの目安です。


◆肝障害・胆汁うっ滞

【AST(GOT)/ALT(GPT) 正常値】
AST(GOT) 10〜40 IU/L
ALT(GPT) 5〜45 IU/L

※高値の場合
急性肝炎、劇症肝炎、慢性肝炎、アルコール性肝炎、脂肪肝、肝硬変、肝癌などの可能性があります。


【γ-GTP 正常値】
γ-GTP  男性:80 IU/L以下
    女性:30 IU/L以下

※ 高い場合
急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝癌、アルコール性肝障害、
非アルコール性脂肪性肝炎、薬剤性肝障害、胆道系疾患
などの可能性があります。

【ビリルビン 正常値】
ビリルビン 総ビリルビン :0.2〜1.2 mg/dL
      直接ビリルビン:0.4 mg/dL以下

※高い場合
総ビリルビン
直接ビリルビン
間接ビリルビン
肝炎、肝硬変、肝癌、胆道系疾患、体質性黄疸
急性肝炎、肝内胆汁うっ滞、閉塞性黄疸、体質性黄疸
溶血性黄疸、劇症肝炎、体質性黄疸
などの可能性があります。
 

【LDH 正常値】
LDH 120〜240 IU/L

※高い場合
急性肝炎、重症肝炎、転移性肝癌、EBウイルス肝炎、白血球の肝浸潤などの可能性があります。
また、心筋梗塞、うっ血性心不全などの心疾患や、悪性貧血、溶血性貧血、白血病などの血液疾患の可能性もあります。

【ALP 正常値】
ALP 50〜350 IU/mL
(小児では成人の3〜4倍、思春期には成人の4〜6倍高値)

※ 高い場合
肝内胆汁うっ滞、閉塞性黄疸、転移性肝癌、サルコイドーシス、薬剤性肝障害、骨疾患、甲状腺機能亢進症などの可能性があります。

【TTT 正常値】
TTT 4 U以下(Maclagan単位)

※高い場合
A型肝炎、慢性活動性肝炎、肝硬変変、脂肪肝、慢性感染症、膠原病などの可能性があります。


【ZTT 正常値】
ZTT 2〜12 U(Kunkel単位)

※高い場合
慢性肝炎、自己免疫性肝炎、肝硬変、肝細胞癌、慢性炎症、膠原病、結核、骨髄腫などの可能性があります。

※低い場合
脂肪肝、低栄養などの可能性があります。



繰り返し検査をする項目です。

私も月3回してます。

最初この読み方すらわからなかったので書いておきます。






タグ:B型肝炎
posted by あやさん at 12:10 | ★症状・検査値など★ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月31日

慢性肝炎の注意

慢性肝炎の日常注意

従来、「肝臓病の人は高タンパクで高カロリーの食事を摂り、食後安静にして、あまり運動しないように」と言われていました。しかし、豊かな食生活を送っている現在では、食後にあまり安静にしすぎると肥満や脂肪肝の原因となるので、かえってよくありません。あくまでも普通の食事に普通の生活が望ましく、適度な運動が必要です。


◆休息◆
基本的には食後の安静や運動制限の必要はありません。
(肝炎がひどくて主治医より制限指示のある方を除いて)

しかし、普段多忙な生活を送っている人は、心身のリラックスのために、食後、できれば1時間、最低でも30分は横になって休むように心がけましょう。
(難しければ、椅子にゆったりと腰をかけているだけでもかまいません)

 
◆仕事・日常生活◆
肝機能が安定している場合は、仕事や日常生活は普通におこなってかまいません。
(ただし、過激な労働や運動は避けましょう)
夜更かしなどをせず、規則正しい生活をしましょう。


◆入浴◆
ぬるめ(40℃より少し低め)のお湯に、10分間ぐらい入ると疲れをとるのに効果があります。熱いお湯や長湯は避けましょう。


◆運動◆
適度な運動は、血流を良くし、脂肪肝になるのを防ぎます。散歩をしたり、自分の好きなスポーツを楽しみましょう。(ただし、過激な運動は避けましょう)


◆食事◆
●特に高たんぱく、高エネルギー食にする必要はありません。

●脂質は控えめにしましょう。

●偏りのない、栄養のバランスがとれた食事をしましょう。

●食事時間を一定にしましょう。

●便秘すると、腸内にいろいろな有害物質(アンモニア、他)がたまり、”解毒”という肝臓の仕事量が増えるため、肝臓の負担が大きくなります。便秘予防のため、食物繊維と水分を十分にとりましょう。

●鉄分の多いものは控えましょう。
「体によい」と言われている食べ物のなかには鉄分の多いものが少なくありません。
レバー・豆類・ヒジキなどはその代表です。
過剰な鉄分は活性酸素を多く発生し、肝臓に負担をかけますから、鉄分の多い食品はなるべく控えめにしましょう。


◆飲酒◆
●禁酒が原則です。

アルコールはキッパリやめましょう。
よく知られているように、アルコールは肝臓によくありません。実際C型肝炎でお酒を飲む人は飲まない人に比べて病気の進行が早いことがわかっています。「適度に飲むならよい」ではありません。キッパリと断酒しましょう。


◆受診・診断◆
また現在GPTが正常でも、
1〜2年のうちに肝炎増悪を来たすことが多いので、
定期受診をお勧めします。
症状がなくても、定期的に受診しましょう。
肝炎はひどくなるまで無症状のことが多いからです。

(受診時期については、医師と相談しましょう)

posted by あやさん at 09:33 | Comment(5) | TrackBack(0) | ★症状・検査値など★ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

C型肝炎

◆C型肝炎とは

C型肝炎は、C型肝炎ウイルス(HCV)の感染により肝臓に炎症が起こる病気です。
急性肝炎の約20%、慢性肝炎の約70%はHCVの感染により起こるといわれています。
また、日本の肝がんの約80%はC型肝炎が原因といわれ、がんを高率に発症させることが問題となっています。 



◆感染経路

<輸血後肝炎>
輸血や血液製剤による感染で、およそ半数を占めます。現在では、血液銀行での厳重なチェックにより輸血で感染することはまずありません。



<散発性肝炎>
残りの半数にあたり、ほとんどが、昔の予防接種やハリ治療、覚醒剤注射などによる血液感染とみられ、セックスによる感染はごくまれです。HCVはHBVに比べ、血液中のウイルス量がはるかに少なく、精液などの体液に出てくる量はきわめて微量だからです。HBVでは過去に高率にみられた母子感染もHCVでは2%前後にすぎません。




◆自然経過・転帰

C型肝炎ウイルスに感染すると急性肝炎が起こりますが、症状が軽いために気づかれないケースが多く、劇症肝炎となるケースはほとんどありません。
急性C型肝炎の30%前後は治癒してしまいますが、70%前後は治癒せず慢性C型肝炎に移行します。


◆他人への感染を防ぐために

●C型肝炎ウイルス(HCV)は、主に感染している人の血液が身体の中に入ることによって感染しますが、ごく常識的な注意事項を守っていれば 周囲の人への感染はほとんどありませんので、あまり神経質になることはありません。

●B型肝炎ウィルスの項の「他人への感染を防ぐために」に準じます

ただ、C型肝炎ウィルスに対して、ワクチンはまだ開発されていませんので、予防注射はありません。
  





タグ:C型肝炎 肝炎
posted by あやさん at 09:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★症状・検査値など★ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月23日

B型肝炎とは

肝炎について

◆B型肝炎とは

B型肝炎は、B型肝炎ウイルス(HBV)の感染により肝臓に炎症が起こる病気です。急性肝炎の約30%、慢性肝炎の約20%がB型肝炎ウィルスの感染で起こるといわれています。
B型肝炎ウイルスは人の血液、体液を介して感染することが知られ、感染経路は、母親から子供に感染する垂直感染と、それ以外の経路による水平感染に分けられています。垂直感染の9割は、ウイルス感染は持続するものの症状は現れない無症候性キャリアとなりますが、約1割は慢性肝炎となります。慢性肝炎は、増悪・寛解を繰り返しながら肝硬変、肝がんへと進行する場合があります。成人の水平感染では、急性肝炎となるか、あるいは症状が現れず、通常は治癒してしまいます。

◆感染経路

<水平感染>
輸血・注射・ハリ治療・入れ墨・セックスなどにより、キャリアの血液や精液に濃厚に接触した際に起こります。現在では、血液銀行で厳重な検査がなされ輸血で感染することはありません。又ディスポーザブルの注射針やハリが一般に使用されるので、注射やハリ治療で感染することはありません。
近年は父子感染も注目されています。

<垂直感染>
キャリアの母親から赤ちゃんに感染する母子感染のことで、95%が出産時に産道を通過する際に起こります。近年では、出産直後からはじまる予防プログラムの普及によりほとんど感染は起こりませんが、母親の子宮内で胎盤早期剥離などのため、出産以前に胎児に感染してしまっているケースが稀に存在します。

◆自然経過・転帰

●成人期の感染
発病しても急性肝炎のみで、慢性肝炎になることはまれです。
また、ごくまれですが劇症肝炎を発症することがあるので、慎重な観察が必要です

●新生児・乳幼児期の感染
 B型慢性肝炎のほとんどは、この時期にウイルス感染したものです。
B型慢性肝炎の20〜30%が肝硬変へ移行し、さらに肝がんを合併する可能性があります。また時には、肝硬変を経ずに肝がんになる場合もあります。



<B型慢性肝炎の特徴>
HBV感染からの肝がんは全体の10〜15%を占めます。肝機能障害を示さない無症候性キャリアや慢性肝炎へ移行した場合でも、大部分は20〜30歳代にかけて、HBe抗原陽性からHBe抗体陽性に移行するセロコンバージョンを起こし、肝炎は安定化します。しかし、セロコンバージョンに至った人の10%ほどが、HBVの変異株によって肝炎をぶり返すことがあります。したがって、HBe抗原が陰性化した慢性肝炎でも、定期的な肝炎検査・経過観察が重要です。


◆他人への感染を防ぐために

●肝炎ウィルスに感染している人の血液が他人の身体の中に入ることによって感染しますが、ごく常識的な注意事項を守っていれば周囲の人への感染はほとんどありませんので、あまり神経質になることはありません。

●例えば、次のような事項を守るように心がけてください。

@ 血液が付着する可能性がある、カミソリや歯ブラシなどの日用品の共用は避けましょう。


A 血液や分泌物がついたものは、しっかりくるんで捨てるか、流水でよく洗い流しましょう。


B 外傷、皮膚炎、あるいは鼻血などはできるだけ自分で手当てしましょう。また、手当てを受けなければならない時は、素人ではなく医療の専門家に手当てを受けましょう。


C 口の中に傷がある場合は、乳幼児に口移しで食物を与えないようにしましょう。


D 献血はしないようにしましょう。


E 性行為で感染することもありますので、配偶者がHBVに免疫をもっているかどうかを検査し、免疫がない場合には、あらかじめHBVワクチンを接種することをお勧めします。なお、ワクチンの接種については、医師に相談してください。





posted by あやさん at 09:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★症状・検査値など★ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月21日

肝炎について

肝炎について

肝炎とは、肝臓に炎症が起こった状態をいいます。
わが国では、原因のほとんどが肝炎ウイルスの感染によるものです。
その他の原因として、薬物・アルコール・アレルギー・脂肪肝(NASH)等があります。
肝炎は、経過から大きく3つに分類することができます。


1)急性肝炎

ウイルスに感染してから、数週間の潜伏期間を経て急性に発症する肝炎。
ウイルスを排除しようとする免疫の働きにより、肝臓に炎症が起こります。
ほとんどの場合、数ヵ月で治癒します。


2)慢性肝炎

肝臓に起きた炎症が、6ヵ月以上持続した状態。肝臓病の中で、一番多いのがこの慢性肝炎で、一部は肝硬変へ進むことがあります。


わが国では

慢性肝炎患者  350万人
C型肝炎患者   70%
B型肝炎患者   20%
 その他      10%


3)劇症肝炎

肝臓の細胞が一度に急激に広範囲に壊死を起こすと、肝不全状態となります。この状態を劇症肝炎といいます。
急性肝炎から劇症肝炎になる割合は1〜2%と低いのですが、劇症肝炎になると死亡率が極めて高く、70〜80%の人が現在でも死亡しています。




posted by あやさん at 23:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | ★症状・検査値など★ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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